山口県田布施町パワハラ人事をしたのは誰?「町長からの報復が怖い」職員暴露か

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2020年6月8日(月)に山口県田布施(たぶせ)町で内部告発した町職員を新しくできた1人だけの部署に異動させられたことがわかりました。この職員は2年で3回も異動しており、隔離されていることがパワーハラスメントにあたるとも言えます。
田布施町長東浩二氏はパワハラと思っていません。では職員を人事で任命したのは誰なのか、報復人事の闇を暴露してくれた職員に調査してみました。

事件の概要

山口県田布施町が今春、固定資産税の徴収ミスを内部告発した職員を新たに設けた1人だけの部署に異動させたことが8日、分かった。これまでの業務とはまったくの畑違いでほかの職員と切り離された畳部屋。こうした措置について専門家は今月施行されたパワハラを防止する法律の指針が示す「隔離」に当たると批判している。  職員が配置されたのは町役場とは別施設の約40平方メートルの和室。それまでは町民にも貸し出す部屋などで使われており、畳の一部をはがして机を置いた。文化的な調査や資料収集が仕事内容としているが、税務や外郭団体の財務に従事してきた職員は関わったことがない分野。部下や同僚はいない。はがされた畳が置きっ放しの部屋で職員は「この2カ月間、仕事中に他の職員と会わない日も多い」と打ち明ける。
 職員は税務課に勤務していた2年前、相続時の手続きミスによる固定資産税の誤徴収を発見。上司に報告したが、対応しなかったため町議たちに告発した。その年度の業務評価は「成果なし」の0点。職員は「本来あるべき上司との面談もなかった」としている。その年の夏に別部署へ異動。さらに8カ月後に外部の一部事務組合に派遣された。この2年間で3回も異動させられている。
 今回の異動について、ある町職員は「この職員を1人にするためにつくった部署と思われても仕方がない。人事権の乱用ではないか」と疑問視する。 厚生労働省雇用機会均等課も田布施町の件を「法に抵触する可能性がある」と指摘する。
 東浩二町長は「パワハラとの認識はない。職員全体がうまく仕事ができるよう考えての配置。段階的に増員する予定もある」と話す。これに対し職員は「これまでのキャリアを生かすことができず、日々ほとんどやることがない」と話している。(一部抜粋)

引用:中国新聞社

山口県田布施町職員の任命権は誰

 山口県田布施町では人事異動を行い隔離部屋で仕事をさせています。その組織は部下や同僚のいない一人組織で、カビ臭くこの時期には小さな虫が飛び交うような不衛生的な場所となっており、はがした畳が置きっぱなしになっている小さな部屋となっていました。
 では、このような人事を行う任命権は誰にあるのでしょう。地方行政の職員は、地方公務員法により仕事をしており、地方公務員法第6条に定められていました。

地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、それぞれ職員の任命、人事評価(任用、給与、分限その他の人事管理の基礎とするために、職員がその職務を遂行するに当たり発揮した能力及び挙げた業績を把握した上で行われる勤務成績の評価を言う。以下同じ。)、休職、免職及び懲戒等を行う権限を有するものとする。(地方公務員法第6条抜粋)

つまり人事異動を行い部署を隔離させ任命したのは“町長”になるということです。

パワハラ人事を認識していない山口県田布施町東浩二町長 
写真引用:中国新聞

山口県田布施町長の言い訳が子どもと一緒

山口県田布施町長 東浩二氏は「パワハラとの認識はない。職員全体がうまく仕事ができるよう考えての配置。段階的に増員する予定もある」と話しています。
今回の人事異動で隔離したことがパワハラの認識がありませんでした。町長はパワハラと言う言葉を聞いたことが無いのでしょう。パワハラと聞いたことがない子どもがパワハラという言葉を伝えてもわからないですからね。

パワハラ隔離までの経緯

2018年5月職員が税金の徴収ミスを発見。上司に指摘・報告したが対応してくれない。この後、田布施町議員に内部告発をする。
 8月内部告発した職員が別の部署へ移動させられる
19年2月税金の徴収ミスをしていた可能性があるとして議会で問題化される
 4月内部告発した職員が一部事務組合へ派遣されることになる
 8月田布施町が税金の徴収ミスを調べる対策室を設置する。また、職員が業務評価で最低点である「0点」とされていたことが判明する。職員は「面談もない」
 9月田布施町議会が税金返還を求める住民の懇願を不採択する
10月東浩二町長や副町長、担当課長がミスの責任を取り減給処分となる
20年4月内部告発した職員が1人だけの畳部屋に部署異動となる
田布施町の税金徴収ミスで起きた内部告発職員の異動状況と経緯

田布施町職員が報復人事を怖がっていた

今回、隔離された職員に対してある職員は「この職員を1人にするためにつくった部署と思われても仕方がない。人事権の乱用ではないか」という疑問視した言葉が出ていました。
この他にも「今回の固定資産税問題からくるのは”パワハラ人事”と呼ばれています。そもそも固定資産税問題も隠ぺいしようとしたのではないかと思うくらいにありました。内部告発した職員が声をあげていなければ、ずっと闇の中と考えるとゾッとします。」と答えていました。また「東町長は町職員時代に総務課長になっていましたので、自分が気に入らない職員を人事案件として当時の町長にあげて飛ばす(異動させる)ことはありました。」
人事異動と言う職権を利用して意のままにしていたことが、今回の隔離部屋に異動と繋がったのです。

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